韓国 会社員奮闘記

韓国での会社員生活をリアルにお届け

【韓国就活】2社面接を受けてきました!

こんにちは、おけいです!

先日、2社面接が決まったお話をしたところですが、昨日と今日で2社とも面接を受け終えました。

先日の記事はこちらから↓
kpopwayaku.hatenablog.com

先にB社の面接がありました。マップ上では所要時間約1時間10分ということで、余裕を持って1時間半前に家を出たのですが、到着してみると写真で見ていたような綺麗なオフィスがあるようには思えない建物。でも同じ名前だし、「5階」もある。でも5階に行ってあったのは誰かのご自宅、しかも引っ越し作業の真っ最中。おかしいと思い再度送っていただいた住所をそのままマップに入力すると、現在地からバスで30分の距離!? 住所を勘違いしていたことに気づいた時には既に面接時間の10分前。間に合うはずがない。とにかく急いでその旨をメッセージで送り謝罪をしました。時間が守れないということは面接の機会を失ってもおかしくないと覚悟した上で時間の変更は可能かを確認するメッセージを送り、変更していただけたのでタクシーで面接場所の建物に急いで向かいました。ファッション関連の会社ということもあり、写真で見た通りのおしゃれでかわいいオフィスでした。そんなオフィスに見惚れながら、面接担当のうちのお一人が先に入ってこられました。その方はとても笑顔のかわいい小動物のような方で、緊張をほぐすように軽い会話をしてくれました。そしてもう一人男性が入ってこられました。とても落ち着いた方で、少し冗談も交わせるような人でした。面接の質問は主に業界に関する理解度がどのくらいあるのかを問うもので、恥ずかしながら業界未経験、業界の流れなどにも疎い私は正直にあまりわかりませんと答えるしかなく、終始この面接は受かりそうにないなと。最後にお決まりの、逆質問タイムがあったので唯一気になっていた、経験者募集とあったがなぜ未経験の私に面接の機会をいただけたのかを伺いました。単刀直入に言うと、私が韓国で働けるビザを既に持っていることが1番の理由だと。それに業界未経験ではあるが社会経験は一応あることも多少のプラスにはなったようです。ただ今回は私がそのメリットを活かす以前に、業界に関する知識などがないがために微妙な感じになってしまいました。結果は3日後にいただけるとのことで一応待ってはいますが、期待は全くしていません。遅刻してしまった上に、あまりアピールもできなかったので🥲

次に今日、A社の面接を受けてきました。初めての場所であることに加え、バスしか通っていない、しかも乗換しないといけないこともあり、昨日の失敗を繰り返さないようにさらに余裕を持って出発しました。マップ上での所要時間は約1時間10分のところだったのですが、2時間前に出発しました。予想した通り一筋縄では行かず、1度乗り換えに失敗し、約束時間の5分前にギリ到着😮‍💨 乗換ミスった時には、タクシー使おうとしたのですが、街中ではないためタクシーも捕まらず、一度乗り換え場所のバス停までバスで戻り、そこからバスが来るたびに、「ココ行きますか?」と運転手さんに聞き、ようやく正しいバスに乗りました😅韓国のバスの複雑さに心が折れそうになってましたが、遅刻せずにたどり着けたので良かったです。着いて担当の方に連絡したら、建物から出てきてくださり、笑顔で迎えてくださいました。ガラス張りの役員室?に案内していただき、そこにいた役員の男性が席に座るとすぐに会社の説明をザーッと説明してくださいました。私の聞き取り能力が足りないことと、ちょっと早口だったことで100%は理解できませんでしたが概ね業務内容と事業内容について把握した後、私の履歴書を見て以下の質問を受けました。
・前の会社で何してた?
・韓国に来てどれくらい?
・韓国語での意思疎通は問題ないか?
・日本支部に用事がある際に通訳で同行してもらうことがあるが出張は大丈夫か?
・Office (主にexcel)は使えるか?
・希望年収はあるか?
・勤務開始希望日
・他に面接うけてるところ
とまぁこんな感じの質問でした。私が日本の会社に就職した際には年収の話なんて微塵も出なかったので、希望年収を聞かれると正直答えるのが難しいのですが、韓国企業(少なくともA社)では、希望年収を交渉するのは基本で私もちょっと勇気を出して交渉してみました。流石に希望額を満たすのは難しいと言われましたが、だいたいこのくらいになるということを教えていただきました。この時点でなんかこのまま働けそうな雰囲気あるなと感じました。他社の面接結果を待っている話をすると、今日中に合否連絡をいただけるということだったので、そのまま会社を後にしました。暑さの中、ずっとマップを見ていたせいか自宅を出る時に100%だったバッテリーが、家についた頃には10%になっていました🪫

自宅に戻り、昼食を食べ少し休んでから病院へいこうとした時、A社から合格の連絡をいただきました。ところが、給与に関して夫に話したところ退職金含んだ給与なのか別途なのか確認した方がいいと言われ、なんのことかもよくわからないまま確認したところ、含んだ額ですと言われ、夫に伝えると「ブラック企業でしか聞いたことないよそれは」と言われました。それでせっかくA社受かったけど他を当たるしかないのかな・・・と脱力し睡魔に襲われて10分ほど横になって目を閉じていたら、メッセージが1件。「退職金は別途でした!」と連絡が来たので、夫も安心し、もうここにしよう!と心を決めました。まだ連絡はしていませんが。

韓国では1年以上勤務すると退職時に継続勤務1年当たり1ヶ月分の給与に相当する退職金がもらえるシステムがあるらしいのですが、めっちゃシンプルに説明するともし年収が300万だとしたら、「退職金別途」の場合は単純に、300万÷12ヶ月=月給、「退職金含む」場合には300万÷13=月給となり、退職金別途の会社でないと損をしてしまうことになるのです。説明しながら私もあまりよく理解できていないのですが😅

そんなこんなあり、再就職先、今度は安定して働けそうな場所を見つけられました。異国の地で職を得るというのは決して簡単なことではありませんが、当たり前のように持っているものがアドバンテージになって思いがけないご縁に巡り合うこともあるんだなと感じましたね。

これから韓国で就活される方がもしこれを見ていましたら、少しでもお役に立てていれば嬉しいです。

【韓国就活事情】2社面接決まりました!パーソナルカラー診断のお話も。

こんにちは、おけいです!

先々週に突然職を失い、先週から履歴書を各所に送り始めました。
サラミンから7社、ジョブコリアからは多分3〜5社に履歴書を送り、そのうち3社から連絡がありました。そのうち1社はエージェントからの連絡で、「履歴書見てココなら可能性あるかもしれないけど、もし応募する気あったら添付した書式で改めて履歴書提出してね!」って感じで、何度も履歴書を書かせるなよという気持ちだったので普通にお見送りして、残りの2社は面接の機会をいただくことにしました。

A社は自宅からの交通の便が悪いのですが、とりあえず面接行くだけ行ってみようと。
B社も自宅から約1時間と遠いですが、やはり連絡を頂けたのは非常にありがたいので面接を受けることにしました。

ただでさえ多くない面接の機会なので、基本は当たって砕けろの精神でやろうというのが私のスタイルですができれば砕けたくはないかな😂

ところで、最近パーソナルカラー診断を受けにいき、自分を引き立ててくれる色や化粧品などを知って化粧品を一新しました!

私はライトサマー(ブルベサマーと同義?)というタイプに属するらしく、濁った/くすんだ色や暗い色、温かみのある色は似合わないのですが、私が持っていた化粧品は全て温かみのある色で自分を引き立てるどころか暑苦しくみせてしまうものだったということがわかり、その場で持ってたアイシャドウパレットを全て寄付してきました😇 

可愛いなぁと思って集めたものばかりでしたが、残念ながら私には合わない色味だったんだなぁ。綺麗だなと思うものと、自分に磨きをかけてくれるものは別なんだなぁと改めて感じましたね。

そして帰り道に、いただいたおすすめの化粧品リストにあるアイシャドウパレットとリップを購入しました。




今まではなんとなく使っていたものも、自分をより引き立ててくれるものに変えたことで、化粧をした時の自信が増したし、確かに自分の見え方が全然違うことに気づけたのでとてもいい経験だったなと思っています✨ 

あと、最近オリーブヤングのSALEが始まったので、ずっと持ってなかったコンシーラーとペンシルタイプのコンシーラー、アイブロウにブラシセット、ブラシクリーナーも買って、今までよりも化粧の仕上がりがワンランクアップした気がするので、来週の2社の面接にはしっかりとしたメイクで挑みたいと思います!

あ、それからマツパも受けてきてすごく大満足な仕上がりになったので良ければ見てください!結婚式の前に初めてやったマツパですが、ビューラーをしなくていいのがすごく楽だったので久々に上げてもらっちゃいました🥰 ビューラーするのって大変な割に1日もたないことも多いし、うまくあげるのが大変なので多分今後もマツパは継続してやると思います。

それは突然に・・・

こんにちは、おけいです!

約1ヶ月ぶりの更新になりましたが、皆様いかがお過ごしでしたでしょうか?

私はなんと、運よく見つけて運よく入社できた会社が運悪く立ち行かずにまた無職に逆戻りしてしまいました。

とある水曜、普通に出勤して、退勤まで後1時間半だ!頑張ろうと思っていたところで、社長から奥さんと二人で話し合いが必要だからちょっと席を外してくれと言われ、10分ほど席を外し、戻った途端「今日は退勤していただいて大丈夫です」と言われ帰宅して、1時間後くらいに電話でYouTubeが続けられなくなったので明日から出勤しなくていいですと言われ自己都合ではなく100%会社都合の退職となりました。

日本にも小企業のルールはあると思いますが、韓国では5人以下の企業に関しては事前通告なしに解雇等が可能なのです(トホホ

ご夫婦二人で運営していたYouTube製作(独自コンテンツ)会社?だったのですが、ご主人が他の経営で忙しくなりとてもYouTube制作に手が回らなくなってしまったのが理由の一つで、その他にも理由がありましたがここでは伏せておきます。

そんなこんなで幸か不幸か私はまた無職になってしまったのです。

まあ私自身、入社して3週目あたりから社長にストレスを感じるようになり、社長の車が事務所に近づいてくる音にすらストレスで体がこわばるようになっていたことや、社長の言葉が私の韓国人の知人の誰よりも難しく会話がうまく成り立たないストレスを感じるようになったこともあり、遅かれ早かれ職場を離れることになるだろうと思ってはいたので、自分から退職を告げるストレスが省けたことに関しては幸いだったのかなと。

にしても早すぎる・・・だってまだ研修期間も終わってなかったのに・・・

けど私が頑張ってどうにかなる問題でもなかったので受け入れて次を探しております。

左膝が痛いので、無職で時間あるうちに病院行こうと思います😄

あー次はある程度安定した企業に行けますように!!

【韓国生活】義母にお叱りを受けた話

どうもおけいです。

今月上旬に義母が体調不良のため入院をし、最近退院したのですが、それ以降拗ねている様子とのことで退院祝いも含めお家にいきました。
義母が仕事から帰宅するのを待ち、いざ帰宅するや否やこれまでに見たことのない様子に何も言葉がでず、義母はご飯も食べないといい退院祝いに買った牛肉を義母抜きで食べるという不思議な事態が起こりました。

全て食べ終え、お皿も洗い食卓も拭いたところで義母が私と夫、それから義父に向かって「そこに座りなさい」と。その時にあー怒られるやつだこれ、と察してはいましたが案の定、義父→夫→私の順にお叱りを受けました。

自分の番が来て、2週間も体調不良で入院してたのに(入院自体は1週間でしたが自宅療養期間も含めたのかな?)なんで一度も電話/メッセージしてこない?自分が家にいない間に義父に食事を届けたり、食事を作りにくることもなく嫁に来たんだからやらないといけないんじゃないのか。という内容だった。

入院当日夫と病院に行って入室まで見送って以降連絡をしなかったことは確かに配慮に欠けてたと思うし、普通に私が悪い。これはわかる。だがしかし、義母がいない間の義父の食事をなぜ私が気遣わないといけないのだ?という疑問を頭が処理しきれなかった。五体揃ってて、健康で、仕事にも行ってる成熟した大人がスーパーやコンビニだけでなく飲食店がこれでもかというくらいあるにもかかわらず、私が気を配らないといけないことなのだろうかといまだに理解できずにいる。隣に住んでるならともかく、電車とバスを乗り継いで1時間もかかるとこに住んでんだよ?無理だろ。しかもこんなに暑い中・・・

この一件が起きるまでめんどくさい姑みたいな言動を一切されなかっただけに今回の打撃は本当に大きい。というかだるすぎる。非合理的な内容がだるい。叔母は典型的なだるい姑タイプで、叔母が姑じゃなくて良かったと心から思ってた矢先のこれは本当にだるい。これからの韓国生活に少し影がかかったまである。

慣れない出勤と夏の暑さに絶賛体調不良中にもかかわらず、片道1時間かけて会いに行ったのに非合理的な話をされて腑に落ちない状況ですがここでくらい吐露できて良かったです。

国籍にかかわらず姑問題はあると思うので、これを見て韓国人に対する偏見を持つことがないことを祈ります。

【韓国就職】初出勤から2週間経ちました!

どうも、おけいです!

 

先週、念願の韓国での初出勤を果たし早くも2週間が過ぎました。業務自体は新しいことばかりで、分からないことも多く調べながら取り組むことが多いですが、新しいことに取り組む新鮮さと作った動画から自分の成長を見ているみたいで非常に楽しいです😊

 

前職では相手の顔色を伺ってしまい、自分のアイデアや意見を話すことが苦手でしたが、現職は何故か採用されなくとも積極的に提案してみようという気持ちになり勇気を出して話せることが多いなと感じます。

 

家からも近く、混雑知らずな場所なので今の所ストレスフリーにお仕事をさせていただいてます。

 

前職よりも楽しく、家からも近く、それでいて給与も多いだなんて…こんな事があっていいのでしょうかと退勤するたびに思っております。

韓国で就職が決まりました!

どうも、おけいです。


kpopwayaku.hatenablog.com
上記の記事でも触れたように、私は韓国に来てから1年以上経ちますが無職です。でもこのまま一生無職は絶対嫌、というか家計を私も支えたいと言う気持ちでいっぱいでようやく就活と真面目に向き合っていたところだったんですが、幸いにも働けることが決まりました。

結婚式、新婚旅行という人生の一大イベントを終え、いよいよ「結婚式の準備もあるから」という言い訳もできなくなり、重い腰をあげたのがつい先週の私。以前一瞬就活に火がついたときに作った履歴書と自己紹介書を見直し、改善するところから始めました。そのあと求人検索しながら自分の職歴や経験から狙えそうな求人をピックアップし、ある程度志望リストに求人が溜まったら、自宅からの通勤時間をそれぞれメモしていき、1時間以上かかるところはよほど魅力的な条件でない限り削りしました。そして残った求人の内容を再度読み返しながら志望動機をそれぞれの求人に合わせて書き応募、사람인(サラミン)は応募した企業に自分の送った履歴書が閲覧されると通知メールをくれるので、履歴書が閲覧されてから2日以内に連絡がなければさらに応募するということを繰り返しました。

6月下旬から計5社に応募し、幸運にも3社から連絡がきました。3社とも自分の前職での経験から必要とされるであろう部分を絞り内容を書いたのでそれが刺さったのかなと思います。

3社の概要

A社 担当業務:不動産営業
雇用形態:バイト
通勤時間:約40分

営業職を経験して性格上はとても相性がいいなと思う反面、残業とサイコな顧客によってあまりいい印象がなく、もう営業しか求人残ってないとならない限り営業職での再就職は考えておらず、アルバイトで時給も安いし割に合わなさすぎて、それなら自宅付近のコンビニでバイトするわ!って感じでA社は練習がてら面接すると割り切って受けました。

B社 担当業務:韓国人向けの日本関連情報を発信するSNS運用・管理
雇用形態:正社員
通勤時間:約25分

B社はなんと言っても自宅から近い!未経験ではありますが、日本人なので若干のアドバンテージがあるかなということと必要に駆られて前職で触れた業務もあったので可能性に賭けて受けました。

C社 担当業務:法人管理、コンテンツ流通管理など 主に事務?
雇用形態:正社員
通勤時間:約1時間半

C社は中企業で、業務内容的に前職でやっていたことと共通点もあり受かれば入社の意思はあるって感じで受けました。ただ自宅から1時間半弱かかるのがネックだなぁ・・・と。

なので志望度的には
B社>>C>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>Aといった感じです。

応募から面接結果まで

6/27 A社に応募
6/29 A社から面接日程調整の連絡くる(7月6日に面接予定)
7/5  B社、C社応募
7/6 9:00 B社、C社が私の履歴書を閲覧、B社から連絡がくる
  11:30 B社面接
  14:00 A社面接
  16:00 C社から連絡くる(翌週に面接予定)
7/7 午前 B社から採用の連絡がくる
     →条件を確認し入社意思を伝える
 午後 A社から採用の連絡がくる
     →他社入社が決まったためお断り

と上記のような間隔でことが進みました。B社の面接が急だったのは既に私以外に数名面接をした方がいて、その方々に今週中(7月9日まで)に結果を連絡するとお伝えしていたことと、可能であれば7月7日中には結果を出したいと言う担当の方の思いがあったらしく、当日もしくは翌日で面接の日程をいただけたので、早いうちにと思い当日の7月6日に面接していただくことになりました。

面接の手応え

B社の面接を最初に受けてみて、面接していただいた方の表情からは正直あまり手応えを感じていませんでしたが、面接が終わったあとに追加の質問メールをいただいたりしたのでもしかしたら・・・?と可能性はある程度感じました。夫からは今週中に合格者を決めたくて既に数人面接を終えてるのにこのタイミングで面接の時間をくれたと言うことは、前に面接した人から合格者を選ぶのに躊躇してる可能性があるからいいサインだよ!とか、面接後に質問が来ていることに関しても、いい兆候といって励ましてくれました。

A社は雇用形態がアルバイトだったこと、営業職だったこともあり面接の練習のために受けようと思っていたのですが、結果的にB社が最初だったので練習になりませんでした😂 自分の前職の営業での経験がドンピシャだったので正直面接を受ける前から受かることは予想していました。難しいことも緊張することもなく、途中でMBTIの話をしたりこう言う状況にどう対処するかという話をほぼ雑談みたいな感覚でしてたら終わりました。

就職します!

紆余曲折ありましたが、無事に就職が決まって良かったです。私自身も私が心配でしたが、それ以上に夫や夫の両親もずっと家にいる私を心配していたと思いますし特に父と母は異国の地で無職ニート状態の私を思って心配していたと思います。そんな家族たちをようやく少し安心させる事ができると思うと嬉しいです☺️

おまけー自己紹介書

韓国には自己紹介書(자기소개서)と言って自分の生い立ちや性格、これまでの経験などをある程度自由に紹介するいわば自分の説明書のようなものを求められることがあります。特にド文系で職歴も浅い私はこれがないと、求人に応募したところで興味すら持ってもらえずに終わってしまうので必須。でもこれまで日本では馴染みのなかったものなので何を書けばいいのかもわからず、NAVERで色々な情報を見て自己紹介書に入れる項目をピックアップしました。項目は以下の通りです。

  • 成長過程
  • 主要経歴/強み
  • 前職の経験
  • 性格
  • 志望動機

主にこの5つで構成し、会社によって志望動機のみ書き換えました。

韓国には사람인(サラミン)と잡코리아(ジョブコリア)の2大大手求人サイトがあり、それ以外にも워크넷(ワークネット)という日本のハローワークのようなものもあります。一応全て登録していましたが、個人的に사람인で最初に履歴書を作成したこと、履歴書の機能が使いやすいことなどもあり結局사람인でしか求人への応募は行っていませんでした。

英語しか勉強してこなかったド文系女の挑戦

私は母🇵🇭×父🇯🇵という家庭に生まれて、フランチャイズの英会話講師になった母に影響され6歳頃から英語に触れる機会を得た。たびたび母の帰省で🇵🇭に行ってタガログ語をたくさん耳にしていたからか、英語を始めた時も発音だけは正確にできたこともあってずっと英語が得意だと自負しながら生きていたし、高校も大学も英語以外の科目は壊滅的だったけどずば抜けた英語の点数のおかげてなんとか進学できた。

人生の半分以上が英語ありきだった私も、大学卒業後のワーホリ期間を終えてからは全く機会がなく、今では韓国語の方が得意になり、これまで大金を注ぎ込んでもらった英語が微妙な今は両親に申し訳ない気持ちでいっぱいというのが正直なところ・・・

韓国人パートナーとの結婚を機に韓国に引っ越してきたはいいものの、社会人経験も2年未満と浅く韓国語もTOPIK5級止まり、これといったスキルや資格のない私は1年半が経とうとしてる今も絶賛就活中。

昔ハマった、『彼女は綺麗だった』に影響され、韓国で社員証をもらって働くことに憧れている私はいまだにその夢を諦めきれずにいる反面、このままでは何もないまま30歳を迎えてしまうのではないかという不安に駆られた。

就活うまくいかない、何もない自分に少し自信を無くしかけている現状を打破したいと思っていた矢先、韓国に来てから始めたフットサルのチームメイトがふと「税理士目指してみたら?」と言ってきた。私が税理士? 文系でしかも英語しかできなくて、理系科目とは高1でさよならした私が?無理無理!と思った。けどちょっと気になってどのくらいの難易度なのか調べたら、韓国人でさえ2年くらいかけてやっと合格できるくらいの難易度やないかい!やっぱ無理!ってなった。

でもどっかで見た、脳の学習能力のピークは50歳くらいという言葉と、自分にどんな言葉をかけるかで人生が変わるという言葉に単純かもしれないがハッとさせられた。

私は今まで英語しかできない、韓国語しかできない、就職してないとか、大学受験以降何かに挑戦した記憶がないからか、成功体験も少なく、自信もそれほどない。色々な「ない」に焦点を当てて、勝手に自信を無くしていたけど、言い換えれば、英語が「できる」し、韓国語「も」「できる」し、まだ20代だ。成功体験は何かしらやってみれば得られる。その成功体験を得るために何かに挑戦したいという気持ちが生まれた。

挑戦というからには、勝ちが大体決まったことをするのではなく、自分が避けてきたことに向かい合って自分に自信が持てるようになりたいと思い、数学いや数字にさえ苦手意識がある私が税理士資格というものを取得するという大きな目標を立てた。我ながら大きく出たと思う。

挑戦したい気持ち、私はできる!という自分を信じたい気持ち、ついでにそんな私にいつも期待して投資してくれている両親に「やっぱりこの子はできる子」と安心してもらいたい気持ちがこの挑戦の決め手だ。それと最近大好きな幼馴染がUSCPAという資格取得のために勉強をしているという話を聞き、どうせ私なんて・・・とか、今更遅いかも・・・とか自分諦めてんじゃねえ!と目が覚めたことも決め手かな。

これは後付けの理由だが、義従姉妹の件もあり憤慨しすぎてどうにか復讐したいが、やり返すのは私のスタイルではない・・・とどう復讐するか考えあぐねていたところようやく答えが出た。そうだ、義従姉妹ができないこと、もっと言えば日本人の私が成し遂げるには難しすぎると思われるくらいのことを成し遂げれば、それが良い復讐になるではないか!自信にもつながるし!と思ったので、とにかく30歳になるまでに、韓国で税理士の資格取得に向けて奮闘してみます!

絶対とってやるぞ、待ってろ。